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New Work: エクストリームミニマリズムでFIREをデザインする
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noteで「エクストリームミニマリズムでFIREをデザインする」という文章を書きました。書籍化に先駆けたデジタル版で、1章分を深堀りした内容になります。28,000文字を超えますので少し長いですが、興味がある方は読んでみてください。
巷で語られるFIRE(Financial Independence, Retire Early)の理論と言えば、低コストのインデックスファンドに分散投資、ドルコスト平均法を用いる、長期積立、4〜8%の年利パフォーマンスを想定、5,000万で年間200万の不労所得をつくる。というのが共通するところだと思います。
これを言っては元も子もないのですが、元本が小さいうちに、なけなしのお金を4%のパフォーマンスの銘柄に投資するのは地獄です。自らの労働収益率を上げたり、自分の事業を成長させるほうがはるかにリターンは大きい。毎月10万円をNISA口座でクレカ積立しても年間120万で、それから得られるリターンの期待値は48,000円です。
それよりも、毎月10万円積立する分を自らの勉強に使い、あるいは5ヶ月かけて50万円貯めて、その資金を元にスモールビジネスを立ち上げて、事業をスケールさせたほうがはるかにリターンと成長率は大きくなります。そこでは4%どころではなく、市場と展開の仕方によっては200〜600%の収益率になることもあります。しかし、それができないから、なけなしのお金をたった4%の株という無形の投資商品に突っ込んでいくという状況になります。(自分の事業を立ち上げるにはまた別の問題と難しさがあります)
広く分散された投資信託やインデックス投資は、今既に元手が5000万円以上ある、という場合には4%の年利がぐっと効いてきます。しかしそれが無いうちは、自分に投資したほうが経済的自立と早期退職は早まるのです。
では、ミニマリストの場合はどうか。そもそもミニマリストは生活費が少ないので、一般的に言われているような4%ルールや、5000万の元本というものが必要なさそうだよね。ではもっと踏み込んでエクストリームミニマリストならどのような経済的自立のストーリーが立てられるだろうか?と、そのような発想から、このnoteが生まれました。
実際に使っているオリジナルの財務管理シートを付録とし、具体的な方法も詳しく解説しています。そのため、価格は少しエクストリームな設定になっていますが、確実に役立つ内容になっています。もう少し気軽に試してみたい方は、書籍版のリリースを楽しみにお待ちいただければと思います。
こちらから試し読みできます。
財務最適化計画
家計を改善し、貯蓄を増やすには、家計簿をつけるのがまず第一歩と言われる。それは確かに間違いない。
では家計簿を付けたところで、毎月それを見直して、「う〜ん」と唸って、食費高けぇなーと呟いて、よし、今月は節制しよう!と30秒くらい思って、スーパーで夜遅めに少しだけ割引されている惣菜や弁当を買って、ついでにビールも買って、それらを食べながらAmazonプライムを観る。みたいなことを繰り返していませんか?
それはまさに20代の頃の私、Tokimaru Tanakaです。
結局家計簿を付けたところで、その後どう立ち振る舞うか、までは語られないことが多いと思います。それはマインド、メンタル的な部分よりもむしろルーティンに関係しているし、家計簿自体の設計だったり、コスト管理方法だったり、生活全体、生き方のようなものが鍵になります。
noteに付録した財務管理シート、これは僕が実際に使用しているFinancial Management File というもので、1ファイルに3つのシートで構成されています。4年ほどかけて、ブラッシュアップし続けて、現在の形に落ち着きました。今後、細かな仕様は変わる可能性がありますが、ひとつの完成形に至ったと感じ、今回付録としました。長期運用に耐え、自分の財務状況を管理できて、フリーランスの確定申告にも役立つようなものになっています。財務状況を簡単に把握しながら、資産形成を加速させる構造になっており、かつ、記入の手間は極ミニマルにするという、とてもわがままな要望を全てぶつけています。
家計管理の方法の一つに、カテゴリを少なくするというものがあります。
これはつまり家計簿アプリに入っているような住居費、食費、光熱費…というたくさんの項目を、例えばHousing(住まいにかかる費用)として、住居費と光熱費をまとめてしまう、というテクニックです。これを行うことで、12個ほどある一般的に使われるカテゴリが5個くらいまでに減らせます。そうすると記入の手間がすごくシンプルになります。しかしこの方法には大きな問題があります。