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Reading: Nexus by Yuval Noah Harari
Listening: All Right Now by Free
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メディアの変遷
従来のテレビ、新聞、雑誌、ラジオといったマスメディアは、情報の一方向的な伝達を基盤として成立していました。しかし、インターネットとデジタル技術の進展により、これらのメディアの役割は徐々にデジタルプラットフォームに取って代わりました。現在では、YouTube、Twitter(X)、Instagram、Podcastが主要な情報流通の場として位置づけられ、これまでのメディアとは異なる双方向性と分散型の情報エコシステムを構築しています。この流れはさらに進み、私たちの情報消費の在り方にさらなる変革をもたらすでしょう。
テレビからYouTubeへ
テレビの黎明期を振り返ると、技術やフォーマットの未成熟さから、実験的で混沌としたコンテンツが溢れていました。視聴者の嗜好が成熟するにつれ、ニュースやドキュメンタリーといった質の高いコンテンツが登場し、媒体全体が進化したのです。
YouTubeも同じような過程を辿っています。初期はブートレッグ音楽、猫の動画や素人投稿が主流でしたが、現在ではニュース、経済番組、専門性の高いコンテンツが増えています。それでも、YouTubeの本質は、個人クリエイターの多様性や独自性にあると思います。視聴者が求めるのは、テレビのように洗練されたものではなく、個人の視点が反映されたニッチなトピックです。このインディーズ的な魅力こそがYouTubeの核であり、今後もその価値は変わらないでしょう。
AIによる編集や撮影の自動化が進み、誰もが高品質なコンテンツを容易に制作できる時代が訪れます。既に一部そのようになっています。一方で、AI生成コンテンツが氾濫する中で、人間らしい不完全さや個性が新たな価値として再評価される可能性があります。
音楽ライブの未来