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制作環境のミニマル化
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制作環境のミニマル化

#19 Oct 19, 2024

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Oct 18, 2024
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  1. 捨てられない

  2. Q&A

  3. 制作環境のミニマル化

  4. 今週の気になる記事

  5. Outro


捨てられない

夏真っ盛りのころ、3年半ほど履いた山と道の5-Pocket Pantsのポケットが遂に破れて、同じ物を買った。破れた箇所は、スマホ用のサイドポケットの底面で、スマホを入れると脚を伝って、見事に地面にスルッと落ちる。新品を買ったので、破れたものを捨てようと思っていたのだけど、いまだに捨てられていない。

というのも、5つあるポケットのうちスマホ用のポケットが一つ破れただけで、その他は全く問題ないどころか、洗うたびにパリッと新品のような気さえしてくるのだ。これはタスランナイロンというコットンライクな100%化学繊維の力だと思う。最初は公式の修理に出そうと思っていたけれど、配送して返品されるまでに結構な時間がかかる。その間、ショーツだけで過ごすには難しい予定が入っていた。そこで新品を買って、破れたほうはポケットのスナップボタンを閉じてそこだけ使わないようにしている。スマホを入れる場所が少し不便になったけれど、ポケットが4つになり、ただのパンツになったと思えば、何も問題がないことに気付いた。

使い方や素材、着用頻度によるところが大きいと思うが、服の寿命というのは3年くらいな気がする。これまで着てきたものを振り返ってみても、3年着ていれば、もう結構くたくたになっている。僕は服の点数が少ないので、洗濯や着回しの頻度もおそらく多いほうだ。衣類は消耗品と考えながらも、アウトドア系のアイテムは高額なものが多いので、自分で修理して使い続ける術を身につけたい。

新しい5-Pocket Pantは同じカラーなのに、若干色が異なる感じがする。所持しているパンツが合計二本になって少し不思議な感じだけれど、洗濯してすぐに同じものが履けるので、洗濯のタイミングについて考えることが減った。


Q&A

皆さんからの質問にお答えするコーナーです。

田中さんおはようございます。田中さん推しの20歳学生です。若いうちからミニマリズムを実践することについてどう思いますか?

若いうちからミニマリズムに出会えるのは羨ましいです。自分の価値を知り、自分のフィルターを通したものだけを所有し、クリエイティブと仕事のプロセスは合理化され、やりたいことをやって最大限にお金を稼ぐため収入も最適化できる、うまく使えば素晴らしいメソッドです。しかし今回はあえて弊害の側面を考えさせてください。

ちょうど僕がミニマリズムに出会ったのは29か30になる歳でしたので、もし20歳の頃に出会っていたら今頃どうなっているのだろうと想像します。自分が20歳から実践していないのでわからない、というのが正直なところですが、機会損失と自己投資のことをどうしても考えてしまうのです。

20代というのは最もエネルギーがある時期です。その頃にモノを減らして、ミニマルな生活を送っていたら、機会損失と自己投資が乏しくなる可能性があります。20代の頃は、金も時間もなくても、体力と気力だけはあったのであらゆる場所に出向いて、やりたいことのために好きなモノを買い、経験に金を使い、会いたい人に会いに行くということをひたすら行っていました。そこで培われた経験や人間関係が今も生きています。

いずれ歳をとり、30、40歳になるとどうせ誰もが身辺整理の方向に進むのですから、体力のある20代のうちは、欲しいものを躊躇せずに手に入れ、やりたいことを片っ端からやっていくのがいいと思います。もちろん、その際にミニマリズムが役に立つこともあるかもしれませんが、そこだけに注力してバランスが崩れることには注意しても良いかもしれません。ミニマリズムは概念的には、減らす方向と性質があります。それは自分の欠点やナルシシズムを強調し、他人に頼らなくても生きていけるような術でもあります。他人に頼らないとなると、現代はSNSのアテンションに頼り、あるいは何か他のものへ頼る(=依存)につながる可能性があります。

エクストリームになり過ぎず、自分にとって適度なバランスを見つけられれば、20歳から実践するミニマリズムは強力な助けになると思います。

動画でも話してみましたので、ぜひご覧ください。10/19の18時にアップされます。


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映像制作環境のミニマル化

年始から、撮影機材と制作環境に変更を加えてきた。昨年、LeicaSL-2Sを手放して、iPhone+コンデジという組み合わせで映像制作を行うようになり、仕事によってはその都度フルサイズミラーレスをレンタルするという方法をとってきた。

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