こんにちは、Tokimaruです。南知多のショートトリップから戻り、東京にいます。南知多では雨に降られず無事に甘い枇杷を収穫し、温泉にも入ることができました。今週もアップデートをお送りします。
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Current Location: Tokyo
Reading: 直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足 by ジェレミーデシルヴァ
Listening: Lemon, Polaris
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結婚式のツーリスト
歩行と禁酒
今週のnote
今週気になる記事
Q&A
世論調査
Outro
結婚式のツーリスト
このSubstackのニュースレターには、前回の配信で紙面に限度があることが判明した。文字数にしておよそ5600文字、容量にして102KB。これ以上書くこともできるが、例えばGmailだとフィルタがかかり、メール全体を見るリンクを押さないと開けないという問題が生じる。写真の容量を抑えれば、もっと文章量を増やすことも可能だが、5600文字というのは、1週間分のアップデートを伝えるにはほどよい文字数ではないかと自分なりに思う。noteやブログで単発原稿を書く場合、1500文字くらいが読むのにちょうどいいと感じている。ワンテーマでざっと書くエッセイ、日記、考察など。
歩いていて「結婚式のツーリスト」という言葉が突然浮かんだ。これはおそらく、久々に友人の結婚式の誘いを受け、結婚式という言葉が頭にあり、過去に結婚式のために各地を飛び回り、それを旅のように楽しんでいたからだ。もう一度参加したい結婚式も結構ある。披露宴は近しい友人のものであれば基本的に楽しいもので、同じ時期を過ごした友人たちとの同窓会のようなものになる。祝いながらも、その再会に重きを置くことが多い。数万円の参加費で、食事も思い出も付いているのだから、高くはないかもしれない。もっとも、僕が結婚式ツーリストだった頃は20代で、当時は式に出席する費用を捻出するのは厳しかった。二ヶ月に1回ほどの披露宴、年に6回ものフライト。
僕は長崎の田舎で生まれ、大学時代を宮崎で過ごし上京したため、友人たちが全国や世界に散らばっている。そのため、式に出席するたびに移動が必要で、それはまさに旅だった。長崎、鹿児島、宮崎、福岡、熊本、大阪、東京。至る所を訪れた。撮影もしたり、宮崎から鹿児島へ移動して2日連続で別の式に出席したこともある。3泊4日の結婚式ツーリズム。ひとつの式に絡めて、その周辺のスケジュールを旅行のように使う。滞在場所で食事や温泉を楽しんだり、現地の友人に急に連絡して再会したり。僕は結婚式ツーリストだった。最近では、近い友人たちは皆結婚してしまい、中には既に離婚した人もいて、式に呼ばれることはめっきり減った。二回目の式を挙げる人はほとんどいないから、結婚式ツーリストにはもう戻れないのだと思った。
歩行と禁酒
先週の合成甘味料に関する記事で、ご感想を頂いた数名の方、ありがとうございました。あれから、発がん性について調べるうちに、飲酒のリスクを再考しました。
日本人のおよそ2人に1人が、何かしらのがんと診断され、3人のうち1人ががんで死亡する時代。1日の予定を終えて、さあ居酒屋に入ろうかという日があり、思いとどまり、僕は本当に飲みたいのだろうかと自問し、その場で飲酒の発がん性について調べました。
国立がん研究センターの情報では男性で平均、1日2合未満のアルコール量であればがんの発生率は低く、2合以上になると1.4倍、3合以上になると1.6倍になる。タバコとの併用でさらにリスクは高まる。これまでは少量であれば問題ないとされていましたが、米国の研究では1合未満のアルコール量でもリスクは高まることが発表されています。また女性はアルコールにより乳がんリスクが向上するとの研究もあります。
他の要因としては、遺伝です。生活習慣と同じくらいにこちらの要因が重要視される傾向にあるようです。父ががんと診断されたこともあり、最近より注意が必要だと思うようになりました。家族内にがんになった人がいて、酒とタバコのコンボを習慣としている人は、最もリスクが高くなります。僕はタバコは30歳になる手前で辞めましたが、飲酒は続けていました。そこで禁酒ウィークをスタート。
禁酒すると明らかに健康状態の向上が見られます。まず寝付きが良くなる。そして朝とても楽に起きられる。その後のヨガの練習もスムース。夜は飲まないことで、作業や仕事、読書など集中力を要するものも行える。ネガティブな気持ちが少なくなる。先週末は南知多で会食がありましたが、その後のこの一週間は禁酒をしていました。上記の効果が3日目くらいから明らかに感じられるようになります。これまでも過去に何度も、禁酒期間を作ってきましたが、今後は1人では飲まないこと、また、どうしても飲まなければならなくなる状況を迎えるまで禁酒を続けてみようと思っています。つまり禁酒をスタンダードな状態にする。会食がある時はどうしようもないけど。
健康面の流れで書くと、もう一つ。今週再読している本が、直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足です。これは人間がいかに二足歩行をするように進化したか、その利点や弱点を他の哺乳類との対置において考察しているものです。生存戦略的に二足歩行は必須だった。しかし、その過程で敵から逃げるために走る速度が出なかったり、故障リスクが高まった状態で進化した。など、目からウロコな事実が書かれています。
歩行に関する部分で気になったポイントをまとめると、毎日25分のウォーキングする人はしない人より4年寿命が伸びる。歩くことで血中のエストロゲンレベルが下がり乳がんリスクも低下する。150万人を対象にした2016年の研究では中程度の運動により13種類のがんリスクが低下する。1日に30分歩くと動脈疾患のリスクも低下。冠動脈疾患は狩猟採集民には見られないものだった。歩くことでマイオカインという物質が出る。これは脳に作用しアルツハイマーの防止になる。
歩くことの効果は、がんや心疾患を予防するだけでなく、自己免疫疾患も防ぎ、血圧を下げ、コルチゾール血中濃度も下げてストレスを減らし、脳卒中のリスクも毎日30分のウォーキングで27%低下する。
ダーウィンにジャン=ジャック・ルソー、H.Dソロー、カント、ニーチェ、チャールズ・ディケンズ、そしてスティーブ・ジョブズ。みんな散歩魔だった。歩くことは創造性、認知能力、記憶力の向上をもたらす。脳は加齢と共に収縮するが、歩行で脳の状態を若く保つことができる。
挙げていくときりが無いが、とにかく歩くことの効用は凄まじいことがわかる。やはり推奨歩数は1万歩。7000歩までは健康は向上し、それ以降はさほど変化が見られないとされているが、1万歩を基準に毎日歩くのがいいだろう。これまでも歩くことは好きで、生活の中でも楽しんでいましたが、ますます意識していこうと思ったわけです。歩行と禁酒。どちらも無料でできる、そして何も悪いことがないどころか、気分も良くしながらアンチエイジングになる。良いことしかない。どこでも言われていることですが、少し詳しく調べてみると新たな発見がありました。
クリエイティブに対するミニマリズム実践
今週のnoteからの抜粋です。
ミニマリズムはコンテンツ制作やクリエイティブワーク全般に応用できる。データ整理のルール設定やワークフローの最適化、一つのコンテンツを複数に展開するなど、無駄を省くことで作品のクオリティを向上させられる。PCやスマホの整理整頓は仕事の効率を上げ、個人から組織全体に影響を与える。効率化や生産性を追求しすぎると本来の目的を見失う危険があり、ブログ更新頻度などの罠にも注意が必要だ。しかし、量を積むことで質が向上し、成果として現れる場合もある。Podcast、YouTube、ブログなど複数プラットフォームに同じコンテンツを展開する方法について説明している。この方法は様々なニーズに対応可能だが、内容が重複する問題や品質維持の課題も指摘している。
今週気になる記事
・How to sleep in a heat wave, according to experts
世界各地で暑い日が続いている。日本の夏は気温が高いうえ、湿度が更にその不快さを増幅させる。暑い日でも良い睡眠をとるための10のティップス。1, 日中に水分をよくとる。寝る前は水を飲まない。2, 食事は軽めにとる。特に夕食を軽くする。3, コットン素材でルーズめのパジャマを着る。4, 窓を開けて風を通したり、ブラインドで太陽熱を遮ったり。5, 酒を控える。6, 寝る前のリラックスタイムを設ける。7, ぬるま湯でシャワー(冷水ではない)8, 室温を25℃以下にするため、エアコンやファンを使用。9, 規則正しい就寝時間を守る。10, 安全に運動する。朝の涼しい時間を使う。
・Study shows walking can be a powerful remedy for back pain
水曜日に「The Lancet」に発表された新しい研究は、運動の力についてさらに証拠を提供しています。この研究では、定期的なウォーキングが腰痛の再発を防ぐのに非常に効果的であることがわかりました。この研究は腰痛の履歴がある成人を対象としており、定期的に歩く人々は、対照群と比較して、腰痛が再発するまでの期間がほぼ2倍長かったです。この発見は、身体活動と腰痛の改善に関連があるとする既存の大量の研究と一致しています。2019年の系統的レビューでは、身体活動が腰痛の有病率を低下させることが確認されました。また、2017年の研究では、ヨガが理学療法と同様に腰痛緩和に効果的であることが示されました。
20世紀デンマークを代表する家具デザイナー、ポール・ケアホルム(1929~80年)の、日本の美術館では初めてとなる本格的な展覧会です。20世紀デザインの家具収集としては国内有数となる織田コレクションからの約50点を、気鋭の建築家・田根剛氏(ATTA)の会場構成により紹介します。
会期 6月29日~9月16日 パナソニック汐留美術館
Q&A
皆さんからの質問にお答えするコーナーです。以下のルールを守り、質問を送ってください。
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あなたからの質問をお待ちしています!
今週もYouTube、Podcastで多くのコメントや感想を残して頂きありがとうございます。またmailで自己紹介をしてくれた方にも感謝です。あなたのことを知ることができて嬉しいです。お時間あれば送ってください。
世論調査
今週はお酒にまつわる質問です。
Outro
東京へ戻り、今週はとにかく禁酒ウィークでした。お陰で日々の編集や執筆が通常の130%くらい捗り、ヨガの練習もいつもより深まった気がします。David Swensonのスタイルで、時間がない時はスリヤナマスカラAを3回、Bを3回、フィニッシングの最後の3ポーズで終了するというコンビネーションも試していますが、これが非常に良いです。これまでの自分の中のミニマルシークエンスと言えば、スリヤナマスカラ5回からのフィニッシングでしたが、やはりBでヴィラバドラが入ると股関節の動きが入るので気持ちよさが違います。バックベンドが欲しいので、フィニッシングの3ポーズに入る前にウルドゥヴァダヌラーサナも入れています。
禁酒の話しをしながら、果汁100%の酎ハイを見つけました。美味しくてフルーツジュースそのもの。これは禁酒前に試したものです。最近は健康ブーム的なこともあってか、果汁配合率が高い酎ハイが人気ですが、だったら100%でいいんじゃないという感じで、ありそうで無かったものです。100%のフルーツジュースのように濃いので、夏場は氷を入れてソーダで割ると最高の飲み物ができる気がします。